2001年度第3回安全診断・技術交流会「リスクアセスメント実践研修会」

  • 日時:2001年12月12日(水)
  • 場所:古河電気工業(株) 日光事業所

去る12月12日(水)、当研究会の技術交流会(部会)でリスクアセスメント実践研修会が開催されました。リスクアセスメント実践研修会では、会員会社のご協力により、工場の実機をテーマにしてリスクアセスメントの勉強をしており、平成13年は今回で3回目の開催となりました。

今回は、古河電気工業株式会社 日光事業所殿に会場を提供していただき、総勢22名が参加しました。日光事業所は日光東照宮でおなじみの日光市清滝町にあり、日光駅から中禅寺湖に向かう国道沿いに位置します。この一帯は日光国立公園内であり、風光明媚な澄んだ空気ときれいな水に恵まれていて、当日も真青な空のすがすがしい一日でした。
日光事業所の歴史は古く、操業開始は明治39年に遡り、電気精銅に始まる由緒ある工場です。日本で最大規模を誇る総合非鉄金属加工工場として、鋳造から伸銅品まで、条、棒、線、鍛造品、特殊材料などを一貫生産しており、今日では、ワイヤ放電加工機用電極線、超電導線、半導体用リードフレーム材料などエレクトロニクスの最先端技術分野への商品拡大がおこなわれています。

古河電気工業(株) 日光事業所

メンバーは線棒工場にある大釜7号と称される伸線ラインがテーマとして指定され、当日は平角線の口付けから伸線、皮剥き、巻取り、という一連の工程でリスクアセスメントを実施しました。今回はメンバー22名のほか日光事業所からも3名の方が参加されました。

メンバーは3グループに別れて、マトリックス方式と加算方式でリスク評価をおこなったほか、TC-5安全規格調査研究専門委員会で最近作成された「電気安全チェックリスト」を使用して、電気関係の安全性についてアセスメントしました。

朝10:30から午後6:00まで熱心におこなわれ、各グループの発表では白熱した質疑応答があって、予定終了時間を大幅にオーバーしてしまいました。
終会後、事業所隣接のゲストハウスで懇親会がおこなわれましたが、熱心さのあまり懇親時間が少なくなり、残念な思いをした人も多くいました。
今回は、リスクアセスメントを自社に導入しようとしている企業の方も多く参加され、他流試合という貴重な経験と勉強ができたのは大きな収穫でした。